我孫子市 鳥の博物館レポート、第2段。羽についてのゾーンです。
フクロウは、木の上でじっと獲物が通るのを待ち構え、優れた聴覚と視覚で獲物の場所を特定すると、器用に折りたたまれた翼をさっと広げてすぃーーっと音もなく飛び立ちます。
大きく分けると、飛ぶための風切羽、以前このブログにも記載した「エンゼルウィング」こと風切羽をおおう雨覆い、失速するのを防ぐ小翼羽、方向転換するための尾羽などに分けられます。
よく見ると、体をあたためるための羽毛(画像右下)は軸が真ん中にありますが、飛ぶための羽は軸がずれている。プロペラのような機能を発揮するためにこのような構造になっているそうです。
写真ではわかりづらいですが、獲物に気づかれないよう音もなく飛ぶことができるのは、消音のための細かい毛がはえているからです。
以前このブログでも紹介しましたが、龍空は部屋から出て行っても気がつかないほど全く羽音をたてません。虎鉄は過保護すぎて猛禽としての発達に問題が(笑)バタバタバタバタ、ドスンって、がんばってるのは認めますが骨折しそうな・・。だからなるべく歩いて移動することにしているみたい。
1羽に対して、こんなにいろんな種類の羽があるんですね。
鳥の羽の化石(レプリカ)も。
鳥の羽は、長い歴史の中で、爬虫類のウロコが進化してできたとも言われているそうです。ロマンを感じますよね。
我孫子市 鳥の博物館
「鳥の骨展 -空飛ぶ鳥の骨組み-」 期間:2013.07.13~12.01
次回へつづく。
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1. 無題
ここ他のブログでも見て気になっていました!
なかなか興味深いですね。
1度いってみたいです~~
2. Re:無題
>Ashさん
小さくて地味な博物館でしたけど・・猛禽を扱う企画が珍しかったので、骨の標本とかが面白かったです。「骨」は12月1日までですよ~。
http://ameblo.jp/owl-claw/