鳥としての自覚。


他の鳥と触れ合う間もなく生まれてすぐにうちに来た虎鉄は、私たち人間を見て育ったせいか、あまり「飛ぶ」という概念がありませんでした。

座椅子の背もたれによじ登って私たちと一緒に過ごしていましたが、難なく飛べる龍空がやってきて、龍空のこと何日かじっと観察して、それからあちこち乗り継ぎしながらちょっとだけ高いスピーカーの上に行くようになりました。

爪を引っ掛ければのぼれるよ♪

飛んでも2メートル。ばっさばっさとフクロウらしからぬ羽音を立てて、ドスンと骨折しそうな勢いで顔から着地することも・・。そんなかんじなので、結局、移動はなるべく歩いてすることにきめてるみたい。

とびおりられるかなぁ?

ところが最近、よく天井近くのポールを憧れのまなざしで見つめるようになりました。やっとやる気になったの?あちこちで自主練をはじめました。

龍空ちゃんに負けないぞっ!

だけど、距離の計算を間違えていろんなところに挟まったり、落っこちたり。くちばしだけひっかかってぶらさがったり。失敗してばかりだけど、めげないで練習しています。

挟まっちゃった、たすけて~~。
え~、もう何やってんのぉ?

でも、なんだか一生懸命チャレンジしている姿がいじらしいです。
がんばって、虎鉄。

ハイっ、がんばります!(キリッ

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鳥としての自覚。” への4件のフィードバック

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